『透明人間的気分』
字コンテから下描き メーキング

今回は、公開しても比較的アブナくない9ページ目のシーンを取り上げてみました(笑)。


字コンテ
雪見野の場合、ストーリーが大体決まったら、
それを一度簡単な文章にしてまとめます。
最後までまとまったら、
この段階で編集部にFAXして読んでもらいます。
次にそれを、
「1ページにどれだけの絵が入るか」の見当をたてて、
ページ割りをしていきます。
ページ割りが終わると、もう一度編集部にFAXします。
この時に使う紙は、以前描いた下描き原稿の裏です。
ちょっと透けて見えてます…(笑)。
茶色いマーカーで「〜9P/〜10P」と書かれているのは、
実際にコマ割した時のチェックの印です。
当初の見当より、コマが9ページ目に入りきらず、
10ページ目にずれ込んでます。

コマ割り
字コンテを元に、コマを割っていきます。
絵コンテ作業とか、ネーム作業といわれるものです。
この時の絵は、ホントにぐちゃぐちゃで、
何度も何度も線を上から重ねたり、
フキダシの位置なども何度も直すので、
他人が見ても何が描いてあるかわからない場合がほとんどです。
このページの場合は比較的キレイな方です(笑)。

ネーム
絵コンテが出来上がったら編集部へFAXで送らなければいけません。
ただ、↑の絵ではぐちゃぐちゃ過ぎて、
何が描いてあるのか判別してもらえなさそうなので、
雪見野の場合、毎回もう一度クリーンナップ作業をしてからFAXします。
デッサンの狂いや線を整理出来るメリット、
それに、この状態でセリフ(ネーム)を写植に回してしまうので、
必要といえば必要な作業なわけで…。
←これがクリーンナップ後の絵コンテ(ネーム)です。
一応、ライトボックスで透かしながらトレースするので、
手間は省けますが、それでもこれだけで約5〜6時間掛かるので、
時間と紙が勿体無いといえば勿体無いわけで…。

下描き
下描きです。
絵コンテを元に、再びライトボックスを使ってトレースします。
この段階ではもうほとんどセリフや構図を変更しません。
ほとんど絵コンテからのクリーンナップ作業です。
絵コンテの状態と違う点は、
瞳の細部や髪型(みつあみ部分など)、服のしわ、指先、背景などを、
しっかり描きこんでる事です。
今度はこれを元に、
再び本番の原稿用紙にインクでトレースをして完成です。

おまけ
トビラ絵の下描き原稿で〜す。



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